シャーシダイナモ
 
進化し続ける高性能

2軸ローラータイプが主流であった従来のタイプでは、「タイヤにダメージが大きい」、「マシンに負担がかかる」、「タイヤがスリップしてデータが正確ではない」といった問題がありました。左右のタイヤのブレ、スリップ、変形が大きかった2本の細いローラーからデータを取ろうとしていた為に起こっていた問題でした。ダイノジェットでは研究の結果、1軸ローラーのシャーシダイナモを開発しました。そもそもシャーシダイナモの存在理由として“実際に走行したら…”実走行の再現が第一の目的であり、エンジンベンチでは再現できない部分を受け持つ事にあります。 より実走行に近い環境を作り出すために実走行と同じくタイヤの接地面が1つになる1軸ローラーを採用し、ローラーには相当の重さを用意しました。結果的にタイヤにかかる負担もタイヤメーカー様のご協力の下、タイヤの内部、表面温度を測定したところから、限界温度には全く至らない、タイヤの許容範囲。とのご報告をいただきました。
ダイノマシンは、大切な車両をタイヤのバースト等により傷つける事なく、また事故が無いように細心の注意を払って開発されました。

 

 
データの正確性

ダイノマシンは、本体のセンサーで自動測定される気温、湿度、
気圧等のデータを元に国際規格の修正係数を用いて実測地と合わせて
環境の変化に関わらず測定データを比較が行えます。


・1/1,000,000秒でデータを検出
・760ps(750hp、560kw)まで計測可能
・再現性が非常に高く測定データの信頼性が高い
・ネガティブホースパワーが表示でき駆動系のロス馬力をテスト可能
・各国の修正係数を使用でき(SAE、DIN、EEC、STD、JIS)
国に合わせたデータを表示出来ます。

(測定したデータを元に各修正係数を掛けて表示します。
修正係数を使用しない事も可能です。)

グラフ01

グラフ02