パワーコマンダー
 
Quick Shifter 2006

通常シフトアップの時アクセルをオフにしてクラッチを切りギアを上げます。一秒を争うレースにおいて、アクセルをオフにしているほんのわずかな時間が勝敗に大きく影響を与えます。
そこで登場したのが、Dynojet Quick Shifterです。Quick Shifterを装着する事によりアクセルは全開のままクラッチを切らずにシフトを上げる事が可能になります。これは、ほんのわずかな時間、燃料または点火をカットする事によりミッションに負荷を掛けないようにしてシフトがスムーズに入るようにします。ライダーはアクセルをオフにする事なく、またクラッチを切る事なくシフトチェンジが可能になります。
Power Commander(Ⅲusbのみ)が装着されている車両であればQuick Shifterを使用出来ます。また面倒な配線の加工も必要なくPower CommanderにQuick Shifterのコネクターを接続するだけ作業は完了です。
燃料(点火)カットの時間は付属のソフトにより変更が可能です。また、“ミニマムrpm”を設定すれば設定した回転数より下の回転数ではシフターを作動させないようにする事も可能です。
Quick Shifterのスイッチは下記の3種類がございます。

シフトロッドプレッシャー/テンションセンサー

このセンサーは、シフトロッドの間に取り付けます。

注)正チェンジ、逆チェンジや取り付け位置により押し、引きが変わりますので必ず車両をご確認下さい。
注)ノーマルのシフトロッドを取り外し、センサーを取り付けますのでノーマルのロッドは使用できません。別売りのロッドをご購入下さい。

ライナートラベルセンサー

シフトロッドのない車種や上記のスイッチが取り付け出来ない場合に使用するセンサーです。

注)正チェンジ、逆チェンジや取り付け位置により押し、引きが変わりますので必ず車両をご確認下さい。
注)取り付けに際し、穴あけ等の簡単な加工が必要になります。

ハンドルバーマウンティングスイッチ

ハンドルに取り付け、スイッチを手で押す事によりシフターが作動してシフトチェンジを行えるようにするスイッチです。レースによって上記2つのシフターが使用出来ないカテゴリーもあり、その際はこのスイッチを使用します。

■ラインナップ表
■H-D用シフトロッドセット
シフトロッド/セット/H-D用シフトロッドASSY

ノーマルのシフトロッドが使用出来ない為にDynojet社ではシフトロッドをオプションで設定致しました。また4本セットでもご購入いただけます。各ロッドは、車両に合わせてカットして長さが調整出来るように設計されております。
H-D用としてシフトロッドセンサーとロッドをセットにした商品も用意致しました。


シフトロッドA(メスM6-メスM6)

シフトロッドB(オスM6-オスM6)

シフトロッドC(オスM6-メスM6)

シフトロッドD(オスM8-メスM6)

各シフトロッドは、切断して長さが調整できるように設計されています。ご購入前に現車を必ず確認して下さい。また採寸、切断、取り付けの作業は、専門のショップに行って下さい。

注)シフトロッドA、C、Dは、8.5mm間隔で切断して長さ調整ができるようにスリットを3本入れています。車両に合わせてカットしてご使用下さい。
注)シフトロッドB、C、Dは、オスM6のネジ部を切断して長さ調整をして下さい。切断する際は、切断面を真直ぐになるようにし、ダイスでネジを修正してから取り付け作業を行って下さい。まだネジ部を10mm残すようにして下さい。切断し過ぎてネジの掛かりが悪くなると脱落や折損の恐れがあります。作業に当たっては、十分にご注意下さい。